たばこ。





街中でばったりの葉月&深悠、姫条&奈津実。
ひさびさに会って盛り上がる女二人に引きずられる恰好で男共同行(笑)



IN喫茶店。


「灰皿ご入用ですか?」

「あー? あ、オレはええわ。葉月、自分は?」

「…要らない」

「ほならまあ、そういうことで」

「かしこまりました(ぺこり)」

「自分もタバコ吸わへんのやなあ?」(女二人は横でマシンガントーク中)

「……(こくり)」

「吸ってみよとか、思わへんかったんか?」

「……(無言)」

「いや、オレは単に金かかるからなんやけど。…奈津実も好きやない言うし」

「…そうか」

「ほれ、自分の番」

「……。俺は……深悠が、好きじゃないって言うから……」

「おー。まあ、そんなもんやな。理由ったらだいたい…」

「……キスもさせてくれないし……」(ひとりごと)

「は?」

「こないだなんか少し酒飲んだだけだったのに…」(ひとりごと)

「……」

「…酒くさいってだけでキスもさせてくれなかった……」(ひとりごと)

「おい」

「タバコなんて吸わない……(欲求不満で爆発するから…)」(←これは会話)

(ここで女共気づく)

「まどか? なに遠い目してんのー?」

「あ、ほんとだ。姫条くんどうしたの?」

「……(知らんぷり)」

「…いや、なんでもないんや。なんでもない…(遠い目)」






ちゃんちゃん。


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ありがちだけど(笑)。けっこうわがままな深悠ちゃんでした。
タバコ誤飲事故の対処法を見ていて何故か思いついたネタ。
小説にするには弱いんで会話オンリーにしてみやした。